俳優の仕事は、与えられた脚本にもとづき、演出家、監督などの支持のもと、観衆に公開するための劇作品をつくること、及びそのための下準備(稽古、リハーサル)を行うところにある。通常、俳優はまず与えられた脚本を熟読し、そのなかから自分が演じる役に対するイメージや演技の基本方針、大まかなタッチのようなものをつくりあげてゆく。これを役づくりという。その際、こうした作業に没頭し、寝食を忘れるほどに熱中する者もままあり、また演技のうえでのリアリティを求めるあまり、演じるべき役の人生や経験を実際に体験してみる俳優も存在する。その役柄にあった外見にするために、体重を増量させたり減量させたり、あるいは大胆な肉体改造までをする俳優もいる。
