1990年代には若手の女性アナウンサーがアイドル的な人気を博し、アナウンサーアイドル、略してアナドルと呼ばれた。その後アナドルという語は見られなくなったが、女性アナウンサーのアイドル的な人気は定着している。現在は元アイドルや大学のミスキャンパスなどがアナウンサーとして積極的に採用されるなど、女性アナウンサーのアイドル化にはますます拍車がかかっており、OLというよりも芸能人として見られる傾向が強い。そのため、人気がなければ当然担当する番組も少なくなる。男性アナウンサーの場合も、俗に言う「イケメン」の採用が多くなって来ている。その一方でバラエティー番組やクイズ番組などにおいて、社会的常識に欠ける発言や回答をするアナウンサーも時折見られ、アナウンサーのタレント化を疑問視する声もある。また、非常人気のある職業であり、高い倍率を勝ち抜いて採用されたにもかかわらず、数年で結婚・退職してしまう女性アナウンサーが多いことに婿探しで就職したのか等の批判が少なからずある。
近年はアナウンサー人気から放送局や芸能プロダクションなどがアナウンサー養成学校を設置している。養成学校では現役、元アナウンサーが講師となって、アナウンス技術の養成や就職へのアドバイスを行っている。放送局が養成学校を設立する理由として、学校を通じて生徒の中から将来有望な人材を探しだすことが目的といわれている。
