ユースホステル(Youth hostel、ドイツ語名:Jugendherberge)とは、青少年・少女の旅に安全かつ安価な宿泊場所を提供しようという主旨でドイツから始まった運動及び宿泊施設の世界的なシステムである。ユースホステルの利用者をホステラー、ユースホステルを利用した旅をホステリングという。
海外では、素泊まりか朝食付で1泊が日本円に換算して約3,000円か、それ以下で泊まれるというのが魅力で、その宿泊施設が、古城であったり、帆船であったり、豪華な邸宅であったりといった予期しない楽しみも多い。世界最初のユースホステルもドイツ・ドルトムント近くのアルテナにある古城の一角に設けられた。
2005年現在では、世界の80ヶ国に約5500ヶ所の施設があり、うち約3分の2がヨーロッパに所在する。日本国内では2005年現在、約320ヶ所の施設が営業しているが、施設数は減少傾向で、1970年代から1980年代にかけては500ヶ所以上にものぼった。
基本的には会員制(会員でなくても宿泊は可能だが割増料金となる場合がある)で、日本国内の施設では宿泊料金は2005年現在で一般的に1泊2食付で約4,700円〜約5,000円(会員料金)となっており、基本的に寝室は男女別相部屋である。
日本での会員数は、最も多かった1970年代には60万人以上にものぼったと思われるが、1980年代以降は減少傾向にあり、2005年現在では最盛期の6分の1程度の約11万人である。
元来、青少年の旅行者向けに開設された宿泊施設とはいえ、ドイツ南部のバイエルン州で原則満26歳までの利用とする年齢制限があるほかは、日本も含めて世界中の他の全ての地域・国で、利用できる年齢に上限を設けていない。
