約物(やくもの)とは自然言語の記述で使われる、括弧や句読点などの特殊な記号のこと。もとは印刷用語で、「しめくくるもの」の意。または、煉瓦・タイルなどで、縁に配置するために他と形状を変えてあるものを約物と称する。
約物は普通発音されないが、慣用的に用いられたり、文に意味付けを加えたり、音の表現でしかない平仮名や片仮名で表現しきれない意味づけを表現するのに使われる。使い方としてはマークアップ言語とも似ているが、約物の多くは使い方が厳密に規定されているわけではなく、筆者の裁量に任されている部分が多い。最近では文字しか使えないEメールや電子掲示板などで使われるアスキーアートで約物を使うこともあるが、これには約物としての意味はない。
約物は禁則処理(句読点が行頭にあってはいけないなどの制限)の対象となることが多い。
