Adobe InDesign(アドビ インデザイン)は、アドビシステムズが販売するDTPソフトウェアである。
アドビシステムズはAdobe PageMakerというDTPソフトを以前より販売していたが、後発であるがDTP業界でデファクトスタンダードとなったQuarkXPressの牙城を崩すことができなかった。その状況を変えるため、またPageMakerでは対応しきれないニーズに応えるため、自社製品であるAdobe IllustratorやAdobe Photoshopとの強力な連携性を持つInDesignを新たに開発し、投入した。
ライバルであるQuarkXPressのMac OS X対応が遅れる中、Mac OS XおよびOpenTypeフォントに完全対応し、高度な組版能力とデザインの自由度を兼ね備えたAdobe InDesignは大いに話題となり、一定のシェアを獲得した。現在のInDesign CS2でデファクトスタンダードの地位を着々と築きつつある。
2005年07月現在の最新バージョンは「InDesignCS2」。これはAdobe Creative Suiteという、複数のアプリケーションを連携させた協調動作製品の一部である。
当初アドビシステムズはAdobe PageMakerをやめてInDesignに移行したわけではなく特徴に応じて使い分けていく、としていたが、InDesign 2.0リリース以降、PageMakerの新規開発は行われず、現在Mac OS Xに対応したバージョンも存在しない。なお、DTPの嚆矢となったPageMakerは元来Aldus社の製品であったが、同社との合併により、製品はアドビシステムズからリリースされることとなった。
米Adobe社では既存のAdobe PageMakerユーザ向けにPMDファイルからInDesign CSへのファイル変換機能やトレーニングソフトなどを含むAbobe InDesign CS PageMaker Editionという製品も発売している。
