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エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(F. Hoffmann-La Roche)は、スイス・バーゼルに本拠を置く世界的な製薬・ヘルスケア企業である。


エフ・ホフマン・ラ・ロシュ社(以下ロシュ社と記す)はフリッツ・ホフマン・ラ・ロシュによって1896年に創業された。その後ロシュ社はビタミン剤の生産で基盤を築いた。1957年にはベンゾジアゼピン系抗不安薬クロルジアゼポキシド(商品名:リプリウム、日本における商品名:バランス)を、続いて抗不安薬の世界標準となるジアゼパム(商品名:ヴァリウム、日本における商品名:セルシン)を開発・発売し、世界の抗不安薬市場を席巻し多くの利益を得た。一時はアメリカ国民の15%がなんらかのベンゾジアゼピン系抗不安薬を処方されていたという報告もある。1990年代以降は抗ガン剤に注力を始めている。2000年代においてはインフルエンザ治療薬オセルタミビル(商品名:タミフル)の特許を持ち、世界に大きな影響力を与えている。


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