医薬情報担当者(いやくじょうほうたんとうしゃ、英語名Medical Representative、以下MRと略す)とは、医薬品の適正な使用に資するために、医薬関係者を訪問すること等により適正使用情報を提供し、収集することを主な業務として行う者のことを指す。
多くのMRは製薬会社に所属し、自社の医薬品情報を医師をはじめとする医療従事者に提供し、副作用情報を収集することを主な業務としている。
かつてはプロパーと呼ばれていた。
現在の日本のMRの総数は約6万人強と推定されており、この人数は医薬品最先進国であるアメリカ合衆国よりも多いとされている。
これは、医療用医薬品が鋭い切れ味を示し、著明な効果を示す反面、それに比例した強い副作用を持つ2面性がある事と関連している。
各種医薬品の副作用情報、適正使用の提示、あるいは効能効果といった情報は、たった1つの医療用医薬品においてすら膨大な情報となるため、現在数十万とも言われる医薬品の情報を提供するためには、上述のような数万人規模のMRが必要であるとされる。
また、大衆薬(一般用医薬品)および医薬部外品はMRの情報提供の対象外とされる。
現在、日本のMRの大部分は製薬企業に所属しているが、製薬企業のプロジェクトごとに期間を限定して派遣される、CMR(派遣MRとも呼ぶ)も存在する。
