外部性(がいぶせい externality)とは、ある経済主体の意思決定(行為・経済活動)が他の経済主体に経済機構を通さずに及ぼす影響のことである。一般に経済主体間の関係は合意、特に売買契約によって結ばれているが、こうした合意がなくても発生する影響を指す。
外部性には大きく分けて正の外部性(外部経済)と負の外部性(外部不経済)がある。
正の外部性(外部経済)は他の経済主体にとって有利に働く外部性で、例として庭の花壇がある。花壇に対して対価を払わなくてもその花を(ある種の制限はあるにせよ)愛でること、すなわち便益を得ることが可能である。
負の外部性(外部不経済)は逆に他の経済主体にとって不利に働く外部性で、公害はその典型である。通常効用を低める財(バッズ Bads:ごみなどが例)は対価をもらわないと受け入れられないが、大気汚染などの公害は対価を受け取ることなしに伝播される。
