1969年、冷戦時代のアメリカ合衆国で、国防用コンピュータネットワーク構築を主目的に、前身の「アーパネット」("ARPANET")が開発された。軍事的攻撃を受けても維持できる通信網の研究を行った結果、電話のような中央集権型のコントローラを持つ通信網では軍事攻撃によりコントローラが破壊された場合、そのコントローラに接続している端末全てが通信網から切り離されてしまうため、電信をモデルとして特権的なコントローラを持たない通信網を実験的に作りあげた。これがインターネットのはじまりである。これは最初、ARPAの研究計画に参加している大学や研究所のコンピュータを相互に結びつけることから始まった。
1986年には、軍事用のARPANETから分割される形で、全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤NSFNetが作られ、徐々に大学などの大型コンピュータとも結びつき世界中に広がりを見せた。
1995年にはNSFNETは民間へ移管され、Windows95の登場で一般個人でのインターネットの利用に加速がついた。なお、Windows95の初期バージョンでは、インターネット関連の機能は「Microsoft Plus!」による拡張機能とされていたが、OSR2以降は標準搭載されている。当時、パソコンLANの通信プロトコルとしてNetBEUI(Windows他)、AppleTalk(Macintosh)、IPX/SPX(Novell NetWare)などが採用されており、プロトコルの非統一による不都合が少なからずあったが、インターネット利用が広まることで、LAN内においてもTCP/IPが事実上の標準になりつつある。
世界的には常時接続環境が提供されているのは都市部が中心で、地方や離島では情報格差が問題になっている。また、発展途上国では、多くの国民にとって端末であるパソコンが高価であり、通信料金も高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えている。
