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カプセルホテルはカプセル状の簡易ベッドが提供される宿泊施設。旅館業法ではホテル営業ではなく簡易宿泊所営業になる。ほとんどは、ビジネスホテル同様、都市の繁華街に立地する。施設としては単独のもののほか、サウナ風呂店に併設されるケースも多く、大部屋の中にカプセルが積み重ねられた形態が多い。

カプセル中の設備は、照明灯、換気扇、時計、ラジオ、小型テレビ(天井から吊される)が寝たまま操作できるよう、機能的に配置されている。寝具は、マットレスに毛布程度であるが、空調が効いているため不自由は無い。出入口は部屋の短辺側(足側)にある縦型と、長辺側にある横型が存在し、それぞれブラインドとカーテンで仕切られるようになっている。遮音性は全くないため、通路を歩く足音や目覚まし時計の音、周りの利用者のいびきなどが響き、落ち着かないと感じる人もいる。カプセルにカギはないので、別にカギのかかるロッカーが用意されている。

利用客としては、まずビジネスホテルと比較すると、格段に値段の安いことから経費節約のために利用するビジネスマンが主である。その他終電車や深夜バスを利用できず、宿泊を余儀なくされる場合に予約なしの飛び込み(ウォークイン)で利用するほか、ビジネス客がビジネスホテルが満室のため、やむを得ずカプセルホテルを利用する場合がある。経済面から若い学生や社会人が個人旅行で利用することも多い。また、諸外国にはこの様な形状のホテルが存在しないため(日本の大都市の地価事情や治安事情などから生まれたもの)、主に欧米の観光客が話のネタに宿泊するケースもある。


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