跳ね上げ式後部ドア(ハッチ)や跳ね上げ式後部窓(グラスハッチ)を持ち、荷物室と車室が隔てられていない車体形状を指す。
後部座席の頭上の空間を確保するためにハッチをほとんど垂直に立てた形状に作られることがある。大きな荷物を積む場合にはバンのように使用することができるように、後部座席が折りたためるようになっているものがほとんどである。
ハッチバックの元祖はルノーの4(キャトル)であるが、ホンダ・シビックやジョルジット・ジウジアーロのデザインによる初代フォルクスワーゲン・ゴルフが成功したことで現在のハッチバックの形(横置きエンジンのFF)が主流になり、現在に至るまで小型乗用車や軽自動車で最も一般的な形となっている。かつては個人オーナーを主眼としたため、3ドアが主流であったが、最近ではファミリーユースにシフトし、5ドアが主流となり、3ドアは減少している。
軽自動車においては、乗用車(5ナンバーの軽自動車)を軽ボンネットバン(4ナンバー)と区別するため、メーカーが「セダン」と名付ける事がある。
構造上は多くのSUVやステーションワゴン、ミニバン、ライトバン等もハッチバック車として分類することができるが、乗車定員が5人以下で荷室が比較的小さい乗用車のみをハッチバックと呼ぶことが多い。
