現在、みずほフィナンシャルグループは「“Channel to Discovery” プラン」に基づき、グループ企業の再編を進めている。2005年10月1日を以って商号や親子関係などに変更が生じた。同プランでは傘下企業を顧客ニーズに基づき分類、グローバル水準のサービスを提供するとし、大きく4つのグローバルグループで事業ポートフォリオを構築している。
こうした横割りでの傘下企業分類は、メガバンクの中でも独自の試みである。当初は前身銀行間でのセクショナリズムの表れとの批判もあったが、シティグループやHSBCなどの海外大手金融機関では一般的に取られている手法である。
コーポレート
グローバルコーポレートグループ(GCG)は、大企業、多国籍企業や金融機関を顧客とする。みずほコーポレート銀行は第一勧銀、芙蓉、興銀各グループほか東証1部上場企業の4割を大口取引先にもつ。みずほ証券は銀行系証券の雄であった興銀証券を前身とし、社債市場では高いシェアをもつ[8]。その後農中証券の事業譲渡を受けた関係から、農林中央金庫が第2位の株主となり、100%みずほグループの資本ではなくなった。
* みずほコーポレート銀行
* みずほ証券
リテール
グローバルリテールグループ(GRG)は、個人、中小企業や地方公共団体を顧客とする。みずほ銀行は個人2,600万口座、取引中小企業90,000社を擁する。宝くじの受託販売でもおなじみ。みずほインベスターズ証券との共同店舗「プラネットブース」を設置し、ワンストップ金融を進めている。UCカードは2005年10月1日付で会社分割により新設されたもので、与信等管理業務に特化している。従来のユーシーカード株式会社は2006年クレディセゾンに吸収合併された。
* みずほ銀行
* みずほインベスターズ証券
* UCカード
* みずほキャピタル
アセット&ウェルスマネジメント
グローバルアセット&ウェルスマネジメントグループ(GAWG)は、信託業務を中心として個人・法人の資産管理、運用を行う。みずほ信託銀行は不動産分野に強みを持ち、証券化業務を拡大。資産管理サービス信託銀行は預り資産残高が189兆円に達し、マスタートラスト市場では最大規模となった。
* みずほ信託銀行
* 資産管理サービス信託銀行
* みずほプライベートウェルスマネジメント
* 第一勧業アセットマネジメント
* 富士投信投資顧問
* 興銀第一ライフ・アセットマネジメント
グループ戦略子会社
グループ戦略子会社は、シンクタンク事業やシステムインテグレーションなど、金融業務に付随する調査・開発を受け持つ。
* みずほ総合研究所
* みずほ情報総研
* みずほフィナンシャルストラテジー(旧みずほホールディングス)
この他、持分法適用会社で新光証券があり、GCGとGRGの中間に位置づけられている。また海外現地法人や各社の子会社(孫会社)を含めると、その傘下企業総数は149社となる。
