1902年に大阪で創業。1923年から「レナウン」の商標を用い始める。
1960年代より、若い女性向け衣料品メーカーとして人気を博した。NETテレビ(現:テレビ朝日)の「日曜洋画劇場」でCMを放送し、特に小林亜星作曲によるCMソング「レナウン娘」と「イエイエ」のプロモーションは、ポップなファッショナブルさと女性を全面的に押し出した内容で、日本で初めて日本国外のCM作品賞を受賞し「日本のCM製作レベルを国際級に押し上げた」と評されている(これ以前にもザ・ピーナッツのCMソングがあった)。
1969年より「アーノルド・パーマー」ブランドを日本に投入し、当初はヤング・レディース、続いてファミリー向けに商品展開を行い、1980年代まで基幹ブランドとなり同社の営業を支えた。
バブル崩壊後の1990年代は、バブル期の物流施設に対する大規模投資負担に加え、製造型小売業(SPA)の台頭や百貨店自体の低迷から、百貨店の平場売りを主体としていた販売手法は相対的にブランド力の低下を招き、またアーノルド・パーマーに続くブランド、特に若い女性向けのブランドが育たなかったことにより業績を大きく下げ苦境に陥った。1990年に買収したイギリスの名門ブランド・アクアスキュータムも、その効果はなかなか上がらなかった。
このため、バブル後の一時の業績不調から回復したダーバンとの連携などグループ内の再編、ブランドの見直しやてこ入れ、生産の国外移転や流通マネジメントの改善、テレビCMの打ち切り(ダーバンはのちに復活)などを迫られた。2004年3月に株式会社ダーバンとともに持株会社株式会社レナウンダーバンホールディングスを設立し、2006年3月1日には、レナウンダーバンホールディングスを存続会社とし、レナウン(旧)とダーバンを吸収合併。社名を株式会社レナウン(新)とした。
